Chapters: 69
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名家の令嬢・徐白は没落の憂き目に。婚約者は名門令嬢との噂を立てながらも彼女を手放さず「結婚まで待て、お前を嫌ったりはしない」と告げる。この婚約ゆえに、徐白は心ない辱めと理不尽な仕打ちに耐え続けてきた。生き残りをかけた彼女が頼ったのは、婚約者の叔父にして、南都きってのならず者と呼ばれる男。華やかで残忍、野望に燃えるその男と、利害の一致から始まった危険な関係は、やがて激しい嵐の中で彼女が確かに生き残る道となった──。